ビジネススキームを創る!⑤ 顧客の本当のニーズ
2021.01.06 (Wed)
明けましておめでとうございます。
スポーツビジネスを創る!
というテーマで書かせてもらっています。
第5回という事ですね。
今回は
【集客に苦しむクラブの罠】
あくまでもスポーツビジネスと考えて活動している団体さんを
対象にしています。
ボランティア活動でやっている方々は無縁かもしれません。
好きなスポーツで!これで食っていきたい!
というのが本音。
しかし他に仕事をしないと生活できない!
というのが現状というスポーツクラブ運営者も多いんではないでしょうか?
特にプロスポーツじゃなく地域スポーツ団体さんは。
何故集まらないのか?何故厳しいのか?
いろいろなケースがあると思います。
大体がこのケースにハマるのでは?
①告知不足、話題不足
②時間、内容、場所の問題
僕らは県内の市町村に挨拶に行ってかけっこ教室のイベントを教育委員会主催
とかでやっています。
※アスリート工房の活動はこちら
https://www.fukuzato.net/works/sport.html
その中で教室案内のチラシや他に続くイベント案内も同時にしています。
ではなぜ教育委員会や行政の仕事がどんどん来るのか?
それは・・・
【ニーズに合っているからなのです。】
陸上クラブアスリート工房の教室でも
必ずしもみんなが陸上選手になって県内トップ将来はオリンピックに出場する
訳ではありません。
走る事は今のスポーツにも活かしたいとか
運動音痴を治したいとか
走る事が苦手とか
フォームが悪いとか
運動会で活躍したいとか
友達もいるから等
そういう楽しい空間の中で
コンプレックスを上手く改善出来るからなのです。
それが大多数が持っているニーズなんです。
そのニーズを理解したうえでコースやメニュー、内容を決めていく事なんです。
例えば
県で1番になりたい。全国大会に出たい。
とか至上主義 勝利主義の中での子供のニーズ
は何%なんでしょう? 多分1桁くらいじゃないですか?
むそろその弊害のほうが多いですね。
だから大多数のニーズを考える事です。
ちなみに逆に小人数のニーズに絞る方法もありますね。
それは高単価でやるパターン。
それもありです。マンツーマンとか。
オプションとして付加価値つけるのも良いですね。
ちなみに
大多数の子供の求めるニーズは
楽しい
面白い
笑った
ハマった
友達出来た
また行きたい
とかじゃないですか?
例えば国体出場、日本選手権出場など
陸上実績が凄いコーチがいても
経験無くてもめっちゃ明るく笑顔でコーチングが
上手い女性コーチが大人気でそのコーチがいる方が
集客につながるケースもあります。
残念ですか・・・笑
最高の技術、トレーニング方法を熱心に指導する=スポーツビジネスもうまく行く
訳ではありません。
結局、
顧客が求めるニーズを上手く拾って上げれるか?
だと思います。
【何を求めているのか?】
【どうすれば喜ぶか?】
そのニーズを理解すると見えてきます。
何をするか?
が面白いようにどんどん湧き水のように。
ちなみに最近の企画はこんなのやってます。
連携型地域スポーツサブスク体験プロジェクト
お金を払っても全然それに見合う価値があると顧客が思えるように
戦略立てていく事です。
是非、スポーツに関わる皆さんへ参考になればと思います。
では、ちゃお